個展など無事終了しました
12日(日)、無事終了しました。
この連日猛暑の最中、4年に一度の世界のスポーツ祭「オリンピック」で賑わっている最中、足を運んでくださった、たくさんの皆々様、誠にありがとうございました。
個展、お陰様で無事終了することができました。
企画当初は、大の恥ずかしがり屋故に「ノーノ分室」の一角の展示会とし、個展主は居たり居なかったり、お客様とのコミュニケーションは接客のエキスパートのノーノスタッフにお願いしよう・・などとおもいっきり逃げ腰極まりない生半可の考えでモヤモヤと企画していたのだけれど、よく考えてみるのだ、自分の展示物メインは額物。考えれば考える程、お店の一角では展示スペースがあまりにも少なすぎる・・・という考えに至り、やっぱ「コベヤ」一部屋借り切るしかないのだ、そしてそうなるとするとお店と分断されるわけで、必然的に自分がずっとそこに居なければならい状況になる・・・
もしかしたらこれが最初で最後の個展となるやもしれず、中途半端はやりたくない。
やるしかないんだやるしかないんだ。と何かのアニメの主人公の少年のようにブツブツ唱えながら、「コベヤ」一部屋借り切る決断をしたのでした。
どんだけ恥ずかしがり屋なんだという・・・
会期中はやはりもうアワアワアワアワしまくっていましたが、結局のところ、このギャラリーの主になりつつの個展への挑戦、やって良かった。
ノーノ分室のDMを毎回楽しみにされているとのお声をいただいたり、見ていただいた方と実際にお話できたり、「超かわいい~~~」との感嘆のお声をたくさん聞けたり、ある一面しか見ていただけていない方々に、違う一面も見ていただけたり、親しくしていただいている方々が応援に来てくださったり、何年ぶりとか何十年ぶりとかいう方々に本当に久々にお会いできたり・・・
10日間あそこにずっと居続けたから体験できたことです。
嬉しいことがたくさんありました。とても励みになりました。
やはりやって良かった。と切に思います。
本当にありがとうございました。
そして最後に
宣伝活動、展示や会期中、協力してくださったノーノ分室スタッフの皆さん、
応援してくれた家族達、支えてくれた夫に
ありがとう、と言いたい。
なんつって。
個展などやることになりまして
8月にセレクトショップ「ノーノ分室」のギャラリースペース「コベヤ」にて、個展を催すことになりました。
クラバヤシマユミ [ P r o f i l e ]
2012.8.3(金)-12(日)
11:00-19:30
8/5・12(日)は19:00まで、8/9(木)はお休みです
ノーノ分室
長野県長野市南県町1064-1-2F
Tel.026-223-5448
http://na-na-web.com
駐車場のご案内
お店の入っているビルの1Fガレージに
2台分ほどの駐車場があります。
満車の場合はお近くのコインパーキングをご利用ください。
JA長野県ビルの立体駐車場が便利です(1時間200円)
R19(昭和通り)を右折→すぐにまた右折(信号のない道路)で
ぐるっと回って戻ってくる途中右側にJA駐車場入口があります。
中止の日のバルーンフェス
ゴールデンウィーク5月4日、一族総勢11人で佐久市で行われているバルーンフェスに行った。
バルーンが飛ぶ時間が6:30ということで、中野市出発陣は早朝4:30に出発しないと間に合わないんじゃないかと前夜にスケジュールが取り決められた。
4:30・・・
私にとっては普段寝ることはあっても起きることはない時間に出発とは。
4:30過ぎ、妹から出発したぞとメールがあった。子を持つ親たちの心の強さが感じられる。
長野市出発陣の私たちは5:00出発の予定。
無事会場に到着し、中野市出発陣と合流できたけれど、雨がザンザン降りで絶望的な天気だった。もちろんバルーンも準備すらできないでいる。
でも7:00くらいになったら雨も上がって晴れ間がのぞいてきたりなどし、その辺にいた関係者の話によると、今どうするかミーティングしており、天候によっては9:00くらいにできるかも、ということだった。
諦めて帰ってしまう人達もたくさんいたが、出店もいっぱいあるし、マリオのボヨンボヨンもあるしということで、ぶらぶらしながら待つことにした。
妹一家は朝っぱらから、出店していた長野県内有名ラーメン店のバラ肉の入ったいかにもこってりしたラーメンを旨い旨いとすすっていた。
改めて子を持つ親たちの心の強さを感じた。
8:00 青空も出で天気は良くなったものの、結局のところ風が強いということで、こんだけ集まった大勢の人々の希望も虚しくバルーン競技は中止となった。
競技は中止となったが、せっかく集まった人々に向け、今年新しく制作された佐久市の佐久鯉バルーンと古いバルーン、ドラバルーンを膨らましてくれることになった模様。
佐久鯉バルーンはなかなか見事な出来で、ゆるキャラ超豪華版!という体であった。鯉の口を金太郎が「どうだ!」と云わんばかりにこじ開けて直立しておる。
古い佐久バルーンは「信州佐久~中部横断自動車道の早期実現~」とでかでかと掲げられた広告バルーンであった。こちらは輝きを失っておる。
反対側のグラウンドでは、佐久鯉バルーンに対決するかのごとく、巨大ドラえもんが徐々に膨らんできており子供達の期待をめいいっぱい集めていたが、もう一歩のところで風が強くなり断念。情けなく萎んでいった・・・
子供達にはたくさんの気球が飛んでいくところをみてもらいたかったけれど、マリオのボヨンボヨンもやったし、佐久鯉バルーンが見られただけでも面白かったと言ってくれていたので良かった。
ちなみに去年はこんな感じ。
気球が一斉に飛び立った瞬間に、子供達の歓声と拍手が巻き起こってかわいかった。
超高級サクランボ
先週のラーメンの日に母が持ってきてくれた。
高級サクランボの出荷を手伝いに行っている方に、はねだし物のおすそ分けをいただいたそうだ。
おすそ分けのおすそ分け。
母曰く「高級サクランボだよ。一粒何っ千っ円っ」
・・・
それはないんじゃないか・・・
一粒何千円だけあってものすごく美味でした。
弟に仕事が入る
信濃毎日新聞の土曜日の文化面に4月からスタートした「思索のノート」というコーナーで、弟(西澤 諭志)が挿入される写真を月イチ(毎月第一土曜日)で担当することになりました。
ノンフィクション作家の吉岡忍さんの文章に画像が一緒に掲載されます。
「信毎だより」 春の新紙面 4月スタート
(信濃毎日新聞社)
http://info.shinmai.co.jp/info/2012/03/29_005659.php
おとといの早朝に「新聞にサトシが載っている!」と母から電話がかかってきてそのことを知った。
弟は、わりと盆暮れには実家にちゃんと帰ってくるので、生きていることはだいたいわかっているのだけれど、家族としてはやっぱり心配で、他の家族が集まると「サトシはちゃんと生きているんだろうか」となんとなく確認し合う。
今度の仕事は月イチではあるが、1年間あるそうなので、ホントに良かったねえと思った。
その後、ブログに載せろと父からもお達しが来た。
私のブログを姉妹への連絡網だと思っているのではないか。
まあそんなもんなんだけど・・・
ノーノ分室の音楽
義理の姉の経営しているセレクトショップ「ノーノ分室」で流す音楽提供を頼まれる。
ずいぶん前に提供した時は何枚ものMDで提供した。それから5年10年と年月が流れ、お店のMD/CDプレイヤーは壊れ、次世代マシーンはCD/MP3コンポになっている。
2GBのSDカードを渡された。
別に満タンにしてくれと言われたわけではないけれど、なにかこう余らしているとやりきってないというか、達成感がないというか、精一杯やりきらないと次に行けないというか、一度思ったことを見過ごせないというか・・・
2GBを満タンにしないというのは中途半端な感じがするよねよねよねよね・・・
この一度思ってしまった考えが脳から離れない。
分室で流せそうなCDを選び、更にその中から曲を選び出す作業を延々と続ける。
10年も経つと、同じCDからでも選曲が違っていることがわかる。10年前は「あり」だったけれど今は「なし」、10年前は「なし」だったけど今は「あり」。そんな感じで。
人の性格はなかなか変われるもんじゃないというが、長い年月で脳は少しは変わっている。
サントラシリーズの束の中にアルマンド・トロヴァヨーリの『Sesso Matto』があった。
1973年に制作されたB級イタリア映画らしい。現在はDVDも出ているらしいが映画自体を観たことはない。
このCDを買った当時(1993年)は日本で公開されてもいないのに、この年代のイタリア映画のサントラがイケてるらしいという評判でごっそりCD化されていた。
ジャケットのビジュアルもさることながら
邦題は『セッソ・マット(色情狂)』
曲の日本訳タイトルも含めいろいろ気になる品であった。
テーマ曲はとてもイケていた。
ビートの効いた軽快なところに、「Sesso Matto」の絶頂コーラス、女性のエロい声と笑い声が絶妙にサンプリングされている。
くだらなそうなムードが匂い立つこの前衛的なナンバーは、何か懐かしさすら感じる。
懐かしい・・・
それは幼き頃、日曜日の午前中にやっていた『ラブアタック』のテーマ。
ナニワのモーツァルト、キダ・タロウ氏の作品と思われる。
あのテーマ曲が大好きだった。真似して歌うのが楽しかった。
上岡龍太郎、横山ノック、和田アキ子が司会を務め、5人くらいの大学生が「かぐや姫」なる女の子の心を射止めようと様々なゲームに挑戦する。最終的にゲームに勝ち残った者が、高台に鎮座するかぐや姫の前に出で、そして告白し、断られ、ヒュゥ~と椅子ごと堕ちてゆく。上岡龍太郎が無情に叫ぶ。
「奈落の底へ~~」
出場する大学生は自己紹介で大学名と学部を叫び、頭脳を全く使わないようなくだらないゲームに尽力し、滑稽であり格好いいとは到底見えない。こんなんで勝ち残ったとしても、この一部始終を見守ってきた「かぐや姫」の心は果たして動くわけないではないか。判断は顔と大学名だけなんじゃないか。
子供心に大学生というのがどういう人種なのかわからなくなった。大学というのは頭のいい人が行くところなんじゃないのか?
よくわからなかったけれど大好きだった。
ずいぶん脱線した。
この『セッソ・マット』のメインテーマはイケている。でもこれを聴いているののを誰かに聞かれたとしたら、とても恥ずかしい。イケているけれど、これをおしゃれショップで流すわけにはいかん。10年前は「なし」だった。そして現在も。
この手のサントラは映画の場面にあてて、二つか三つの曲を、軽快なサンバ調、しれっとしたボサノバ調、ムーディーな感じ、哀愁漂う感じ、残念な感じなど様々なアレンジにしている。
哀愁漂う感じや残念な感じなどはCDを手に入れた当時は全くグッとくるものがなかったものだが、今聴いてみるとなかなか心にグッとくるものがある。
ヘボいけれど素敵な郷愁感。
個人的には「あり」だけれど、分室では「なし」だな。