Fil et bijou DMの仕事
アクセサリー作家 Fil et bijou 藏藤春菜さんの個展「光の感覚」のDMを作りました。
Fil et bijou
https://www.instagram.com/filetbijou
藏藤さんの作るアクセサリーはとても繊細です。
「みすみ編み」というオリジナルの技法を考案され、作られています。
小さなガラスビーズが金や銀の糸で、きっちりと、みっちりと編み込まれ、固く結合されている。ルーペで見てみたくなります。
規則正しく編み込まれ、規則正しく結合されたビーズは、一つのモチーフとして、ラインとなり、プレートとなり、艶やかな光の集合体ともなって、様々なかたちに形成される。
また、フレキシブルなデザインも多く、結び方や組み合わせ方で様々な形に変形したりなど、アイデアと工夫が凝らされています。
いわゆるリニューアル
20年も前に制作したままに放置してある昔造りの自分サイト。
Web制作を生業の一つとしている人間としてはあまりにもまずいだろうと、何年も何年も何年も頭の片隅で思い、焦り、日々暮らしてきた。
そして遂に、やっとこさ、やっとこさ、作り変えました。
百文の森 DMの仕事
彫金師・アーティストの勝山ゆかこさんの作るアクセサリー
「momon no mori-百文の森」の個展のDMを制作させていただきました。
勝山さんの独自の観点で選ばれた、個性的な天然石がピアスになります。
中でも特に琥珀が美しい。
滑らかでこっくりとした色合いの美味しそうな石。
逆光に照らされるとぼんやりと柔らかい影と灯りが紙に投影されます。
ニノミヤミホさんの個展 南信濃の小さな旅
駒ヶ根市在住のBag作家 ニノミヤミホさんが手がけるバッグのブランド「Green thumb」の展示会に行きました。
場所は昨年に引き続き、駒ヶ根市の住宅街の中にある素敵なお庭のあるギャラリー「ワーズワース」。
日曜日でニノミヤさんがいらして、コマネチポーズで暖かく出迎えてくれました。
色とりどりの素敵バッグや、定番がま口のポーチやペンケースがたくさん並んでいましたが、初日に、待ち構えていた方々がドッと押し寄せて、作品が半分くらいになってしまったんだそうです。
作品が半分くらいになってしまったとはいえ、けっこうな数を出品されているので、まだまだ目移りするほど作品はありました。
革使いのもの、布使いのもの、内布も皆違いますので、片っ端からパカッパカッと開いては閉じ開いては閉じ、迷い、目移りしーの、乙女心になりました。
そんな感じで厳選に厳選を重ねて選び抜きまして、黒革のがま口ポーチと、美しい光沢のある布使いのチェーン付きがま口ポーチを頂いてきました。
黒革のがま口ポーチの中は、ストライプの布の男前な作品、チェーン付きがま口ポーチの方は、某有名ブランドのデッドストックファブリックを使われた逸品。内布はブルーのリネンかな。とても大人な作品です。
ギャラリーでは、美味しい紅茶と柿を素敵な器でごちそうになりました。
きれいに整備された薔薇のお庭の景色が、大きな窓から一望できる素敵なお部屋。素敵なギャラリーオーナーの清水さんとニノミヤさんとのティータイム、楽しいひとときでありました。
ギャラリーを後にし、次は中川村にある「Base camp COFFEE」にカレーを食べに。「ワーズワース」さんでゆかりのあるカフェで、2時ともなるとカレーがなくなっている可能性大とのことで、予約をとっていただき向いました。
駒ヶ根市から車で30分程度の道のり、天竜川にかかる桜の木のアーチになった素敵な橋を渡って谷を登って行きました。紅葉し始めた伊那谷です。
ほんでありました「Base camp COFFEE」、外観は「Aコープみさと」。
オープンキッチンで、贅沢に間をとった空間作りがしてあり、とても落ち着く素敵なカフェでした。石垣が多い集落の中、隣には集会所、バス停の待合小屋が見えます。野菜たっぷりのスープカレー、美味しくいただきました。
で、駒ヶ根に来たらばもう一軒寄るところがあります。
雑貨も売っている焼菓子屋さん「三澤焼菓子店」
お土産のお菓子と雑貨を調達し、超気さくな店主の三澤さんとお話しているうちに、アハハオホホと時間は過ぎ去り、日もとうに沈み、辺りは既に暗くなっていました。素敵な南の信濃の小さな旅の一日でした。
2013 Green thumb DMの仕事

「Green thumb」駒ヶ根市在住の布作家 ニノミヤミホさんが手がけるバッグのブランドです。
昨年に引き続き、展示会のDMを制作させていただきました。
Green thumb https://www.greenthumb-bag.com/
彼女のバッグは革や布やリネン糸など、いろいろな素材が使われています。
形はもちろんのこと、内布も高級感のある素敵なファブリックを合わせ、絶妙な色彩感覚とデザインなのであります。
十二月の木ときのことリスと百文のピアス
彫金師・アーティスト 勝山ゆかこさんが、誕生石のピアス専門ブランド「momon no mori-百文の森」オンラインストアを今月オープンされました。
そのオンラインショップなどのイメージとしてのイラストを描かせていただきました。
「十二月の木」にはそれぞれに、シンプルな誕生石のピアスが、果実の実っているように、或いは森の木に引っかけられた娘の忘れ物が、茂る葉の間からキラキラとのぞいているように、かわいらしく陳列されております。
私の銅版画の線でやってみたいという欲望のままに出た悪癖、予算度外視で提案した銅版画バージョンの木と飛んでるリスは、ポストカードとなって商品に同封されます。
羊の毛は白だけではない HOLY’S DMの仕事
広島在住のニット作家ほりなおみさんの個展「HOLY’S 原毛展」が昨日からノーノ分室にて始まりました。
HOLY’S https://holys-knitting.com/
ほりさんから作品の撮影を依頼され、毎年撮影しています。&前回に引き続き個展のDMも作成しています。&今年は遂にホームページも立ち上げるということで、即席でホームページもできました。
そして今年のテーマは「原毛」。
HOLY’Sの作品は全て、英国シェットランド島に生息する羊の毛を原料としたシェットランドヤーンで作られています。
毛糸は染められて豊富な色になって製品化されるのでありますが、今回はその豊富なカラーの中から、染めていない色の毛糸ばかりを使っての作品制作に取り組むという試みだそうです。
染めていないからといって白だけではないんです。シェットランドシープは上質な品質を確保するために、孤立した島の中で交配し、結果、古代種の特徴を多く残し、毛色がとても豊富なんだそうです。なので、白から限りなく黒に近い茶色まで、微妙な色調の毛糸が存在します。
DM制作に当たって、ほりさんから色々な素材が送られてきました。原毛の毛糸で編まれた定番のルームシューズや毛糸玉など、その中にちっちゃいどんぐりがコロコロ入っていました。どんぐり本体と帽子、微妙な色調でたくさんの色の組み合わせで編まれたのがいっぱい。
これはかわいい!
しかもこんなにたくさんの色調があるのか!という驚き。
んでDMになりました。