2020.12.25
HOLY’S 「働くセーター」
シェットランドヤーンを使って編み物制作をしている、HOLY’Sの保里尚美さんが、文化出版局から編み物の本を出版されました。
Amazon 「働くセーター」HOLY’S 保里尚美著(文化出版局)
HOLY’S https://holys-knitting.com/
M.B.ゴフスタインの絵本に出てくるような、日々黙々と働く人々をイメージした作品の個展をと企画した、「ゴフスタインと私」展をきっかけにトントントーンと本が出版されたのだそうです。
木彫りの人形作りをする人、大工さん、パン屋さん、用品店のご主人・・・
その働く人が、いつも動きやすく、仕事着となるセーター。
着る人の日々に寄り添い、体の一部になるセーター。
動きやすくなるような編み方、傷みやすい袖口や裾が編み直せるような工程。
前でも後ろでも着られたり、繋ぎ目をなくして裏でも表でも着られたりーの、とにかく長く使えるように。
各パーツは、その着る人の用途に合わせて自由に調節してくださいと。
本の中で、カフェの女性が着ている「働くタートルネックセーター」が気になって、11月に出版のキャンペーンで、保里さんがノーノ分室にいらしたときに着させてもらった。
素敵です。
保里さんがブログで紹介されていた、「袖は減目をせずにまっすぐ編み、キュッと絞って長めのリプに続けると、膨らんだ袖になります。肘まわりは動きやすく、手元はすっきり。好きなところで折り返せます。」というのがグッとくる。
いつか自分で編んでみたいな〜