2011.09.14
野尻湖で泳ぐということ(その1)
もう9月だけどまだとても暑い。暑いけれど気持ち的にはもう夏ではない。今年の夏、やり残してあったことがあって、8月の終わりに焦っていた。
野尻湖に行ってクマと泳いで、その後クマを洗う。
野尻湖で泳ぐということ。
野尻湖は水上スキーとかヨットとか、お金持ちとか遊び人が行くところでちょっと怖いという印象だった。相当偏っている。
友人は夏になると愛犬と一緒に野尻湖で泳いでいる。また、野尻湖周辺に別荘を持つ方々は普通に泳いでいるらしい。
昨年1回連れて行ってもらったけれど、泳ぐ準備をして行かなかったのでクマしか泳がなかった。
野尻湖のその遊泳可能エリアは、意外ときれいで砂利の浜辺になっていて海っぽい。
喜々として飛び込んでゆくクマや、ひたすら友人が投げるボールを泳いで取ってくる友人の愛犬ジタン、水面から頭だけ出してプカプカしている友人。
子供の頃は川や池は危険なところとして泳いではいけないところだったので、海やプールではないところで、しかも動物も一緒に泳いでいるという光景は、何かめちゃくちゃな状況に思え、ずいぶん楽しそうに見えた。来年は私もあのめちゃくちゃな状況の中に入ってみたいと思った。