2009.06.11
弁当花見とまんじゅう花見
4月、飯山城址にも花見に行った。お弁当を持ち寄って、おにぎりと唐揚げといなり寿司と卵焼きと煮物など。
とにかくまったりとしたのどかなお花見会場だった。拡声器のスピーカーから民謡が流れ、三世代の家族とか、奥さんが昼寝をして旦那さんがぼーっと花を眺めている老夫婦とか、歯抜けの初老のおじさんの話に静かに耳を傾ける古田新太風金髪おじさん兄さんやいろんな世代のいる肉体労働系のグループとか、部活帰りのジャージ姿で男子女子混合ではあるが結局男子女子別々に話し込んでいる中学生グループとか、とにかくまったりと穏やかな空気が漂う好いお花見であった。満腹で苦しい。
中野市の桜の名所、東山公園にも行った。桜ももうすっかり散ってしまったであろう平日、用あって実家に帰ったついでに、名物「揚げまんじゅう」食いたさに立ち寄った。この「揚げまんじゅう」は花見の季節限定で営業される花茶屋にて販売される黄色い串刺しのまんじゅうなのだが、なんか大好きだ。桜の季節になるとあのまんじゅうのことをときおり考える。
黄色い天ぷら粉で揚げたこしあんのまんじゅうが2コ串刺しになっている。頼むとそこで揚げてくれる。
桜はすっかり散ってしまって客はいなかったが、一応に演歌が流れており花茶屋もギリギリやっていた。実家と夫のお土産の分も買って、揚げたてをその場で食べながら散桜を眺めてぶらぶらと。