2008.09.29
HOLY'S ホカホカてぶくろを撮る
シェットランドヤーンを使ったニット小物を作成しているHOLY’Sのニット作家ホリ氏より撮影を依頼される。今回はセレクトショップノーノ分室にて初の個展を開かれた。「てぶくろ」がメインになっており、可愛らしいのや落ち着いたのや実用的なのや、もういろいろいっぱい並んでいる。
定休日の店内を使わせていただき、時間とお天道さま、自分との闘い、努力と忍耐の撮影となったが、このホカホカしたてぶくろと向き合い、凝視していると自然と心が温かくなってくるわぁ~。
中でもこれはいいなぁ~と思った作品は、手の平側に革が縫い付けられている作品。HOLY’Sの作品は「ずっと使ってもらいたい」という願いから、購入後の繕いもやってくれる。お客さんとのそういうやりとりの中からの発想で作り出された作品のようだ。革がボロボロになったとしても革を付け替えればまたずっと使える。
先日まで個展会場には広島からはるばるやって来ていたホリさんが居たのだが、見に来てくれたお客さんとすぐに友達のようになって説明などしていた。指人形作りのワークショップも飛び込み参加などもあり、連日賑わっていたようです。なるほど、こういう人との密接な関わり合いが人に優しいニットを作り出すのだなと、ホリさんの佇まいを見て思う。
個展は9月30日(火)まで。明日まで!!遅いか
近々広島でも個展を開くそうです。