2005.12.23
マイキー 再捜索
夫に励まされつつ朝から再び捜索する。私は側溝に落ちているかもしれないという可能性から、それを確認しようと、お湯を運んできては網の下に落ちている雪を溶かして執拗にのぞき込んでいた。そこにマンションの管理人さんが通りかかり、いったいどうしたんだねということになり、これこれこういうわけで鍵を落としたので探しているのですと説明した。すると管理人さんはどれどれ見せてごらんと、何のためらいもなく四つん這いになり側溝の中を覗いて「ないねー」と言うのであった。!!私だってそんなにまで。すいません!そんな格好よしてください!と心の中で叫んだ。
管理人さんはその後あっさりと去って行き、再び捜索は続いた。そしてしばらくしてだ、スコップで雪をひっかきまわして捜索してくれていた夫が私の鍵を掲げて近寄ってきたのは。ふかふかと盛り上がった雪の底から発見したのだそうだ。「おおーー!」感謝の言葉を叫びながら普段見せないようなとびっきりの笑顔を見せたと思われる。その後、管理人さんが帰ってくるのを見つけて、普段なら人に駆け寄って話しかけるなど全くしない自分が、自ら駆け寄って鍵が発見されたことを喜々として報告したりなど、相当嬉しかった。紛れもない喜びや感謝の感情がこのように沸き上がる瞬間が清々しい。
夕方から招待されていたクリスマスホームパーティー、心おきなく飲んだり食ったり騒いだり、実に良い日であった。