2005.07.03
倉庫の荷物掘り出す(その3)
小学校低学年以下の物は、本人らはまだ管理できず母親の管理下で保管されていた。保管といっても大きなダンボール箱にまとめてドサーッと一緒くたに入っているだけであったが。保育園で描いた絵やらくがきやぬりえや図工で描いた絵やテストの答案用紙や教科書やジャポニカ学習帳や休み帳やなんかがぐちゃぐちゃーっと入り乱れて詰め込まれていた。私はこれをまたしても各人の箱を用意し仕分けした訳だが、何がおもしろいかって休み中の日記や授業で書いた作文がいい味出しており、いうまでもなく中断しまくりで母と交換しあって読みふけるのであった。中でも私の一学年下の妹の作品が群を抜いて傑作揃いであった。日記や作文の内容はほとんど姉妹で遊んだり家族でどこかへ行ったことなどで、その時の状況や各人の言動、更には自身の心境など、天然の誤字脱字、(姉達にいじめられて)怒りに満ちた筆圧など交えて詳細が記されており、ヤツの性格も滲み出すぎでメチャメチャかわいい。こっちもその時のことを憶えているからまた幼少の頃の映像が走馬燈のように‥‥(もういいか)。こんなもん全部読んでいたら日が暮れちまうよということで、妹小学二年の日記帳はその日家に持ち帰って完読さしてもらいました。事後報告。