年末のこと
24日
去年のクリスマスは深夜に夫婦でラーメン屋でラーメンをすすっていた。今年はそれだけは避けたい。
でもボヤボヤ仕事をしていたら夜になってしまう。
毎晩遅くにヨレヨレになって帰ってくる夫が、休日もなく食べることしか楽しみがないんであろう夫が、朝リクエストしていった「あの肉~」
庶民のクリスマスの「あの肉~」だけでも作らなければ。
ギリギリ「あの肉~」はできた。
それと近頃頻繁に食卓に登場する「薬味に埋もれたうどん」で今年のクリスマスイブとした。
25日
仕事は一旦落ち着いて余裕ができたので、もうちょっとクリスマスっぽいことをしようとスーパーに買い物に行った。
スーパーの店内はクリスマスのクの字もないような既に年末年始の準備のための品揃えとなっていた!
「昨日お父さんとお母さんが忙しかったから今日やろうね。」という家族はどうすればよいのだ。
ローストビーフとシュトーレンとシュトーレンで余った卵白とアーモンドプードルでフィナンシェをこさえた。
シュトーレンは最後の仕上げのブランデーを買い足すのを忘れていて、ブランデーしみしみにできなかったのがどんくさかった。
残り物で作ったフィナンシェの方が正直美味しい。
作ってみるとわかるが、フィナンシェというのは小麦粉はほんのちょっとしか入っていない。アーモンドプードルと焦がしバターたっぷりと卵白と砂糖を練り練りして焼く。アーモンドプードルが足りない分はクルミを粉砕して代用した。
このバターが不足している昨今に、健康が叫ばれている昨今に、この味は何か背徳的な物を感じる。
後ろめたさと同時に幸福感がホワ~~~っと。
いけないことをしている感じがする。
28~31日
仕事の納品と年賀状と大掃除と元旦に実家に上納する料理とDVDハードディスクを空けること。
4日間でやることではないと思う。
実際できないし・・・